TV&ドラッグ&ロケンロー
朝、切れてきた「ドラッグ」、頂きに。
待合いに設置されているデカイ液晶画面に映し出される「情報ワイドショー」、
アタマの良くなさそうな芸人司会者、肩書きはそこそこご大層な、文化人の皮をかぶった人々がしたり顔に、
ASKA逮捕の顛末とその後を語る。ゲスト芸能人が胴間声で合いの手入れる。
あー、テレビって、こーゆー風に作られてるんだよね。
こんなもん、休日の朝から、ぼーっと眺めてたら、そりゃバカにもなりますわな。
何がどうバカになるというのか?
1.テレビでやっていること、流れていること、出ている人、が、世界であると思ってしまう。
2.世の中で、今、何が重大事であるのか? ということがわからなくなる。
3.実はあまりアタマが良くないのに、テレビ映えする語り口を持っているニンゲンをおもしろがり、その言葉を真に受けてしまう。
etc etc etc ......
真に受けた結果、人権感覚ゼロにして、自ら恃むところ頗る厚く、上昇志向だけ半端ない、
タレント文化人を、地方自治体の長にまで祭り上げるに至ったというのは万人の知るところ。
などようのこと思いながら、満席の待合い、待たされるの覚悟していたら、診察なしで、処方箋だけくだすった。
前と同じ「ドラッグ」の処方箋書くだけで、1,310円。当方3割負担につき、実質の代金、4,360円。
これをボロ儲けと言わずして、何をボロ儲けと言うのか知らん……。
処方薬局で「ドラッグ」購入、また一ヶ月こいつをスーハー致しながら、ゲホゴホと戦うわけである。あーはー。
だが、あくまでも対症療法なのであって、ゲホゴホの原因はわからないのであり、医師はそれを探ろうという気もないのである。あーはー。
そして、夜。
"sunfish"、"まねはね"、でもって、福岡から"博多ザ・ブリスコ"というからには、行かずばなるまい。
ってんで、近場なら毎週末、顔を出したい素敵スペース「夜想」へ。
こちとら大阪ですけんど、
京都人、
信号が黄色でも、赤になってからでも平気で突っ込んでくるところとか、道を譲ってくれないところとか、
なんだか、変にプライド高かったり、するところもあるのですけんど、
京都のバンドマンたち、それも、音楽やめられないとまらないろくでもない人たちのことが好きですゆえ、
政策事情、教育事情も、詳しいことはわからんのですが、大阪よりひどい場所はなさそうなだけに、
大阪より京都の方がいいよね。と、思うこと多数。
でもって、
福岡から意外にも「夜想」初参戦という"博多ザ・ブリスコ"
よろしいなぁ、よろしかったわ。
ちゅか、"ブリスコ"の編成って、モンビジ加入前の"夜たま"と同じですやん。ってこと気づいて、
オイラと相方がココに入ったらどうするのか?ってこと考えながら聴いているのが面白うございました。
にしても、
鍵盤・ゆかりんごさんの左手と右手、別のニンゲンが弾いているとしか思えませず。
右脳と左脳が別のところで機能しているとしか思えませず。あー、たまげた。
たまげているところ、
平爺からジャガーさんに紹介されつつ、"夜たま"で対バン致したいものだ、いつかは博多に遠征いたしたいものだ。
などようのこと思いつつ、平爺にクルマで駅まで送ってもらって、帰路の電車内。
乗客のスマホ操作率8割強、うち、LINE操作率も8割強。乗客の6割強が、液晶を睨みながらLINEにふけっている。
知人と一緒で話をしている人も、知人が下車してひとりになると即スマホ、LINE。LINEを中心にFacebook、twitterを行ったり来たり。
スマホ触っていないのは、寝ている者だけ。スマホ触ってる者で、LINEしていない者は、ゲーム。
電子書籍は言うに及ばず、紙の本を読んでいる人はごく少数。
どうみても異様でしょ、この光景。オレは異様だと思うぞ……。