今でも反対ずーっと反対
人は大抵、自分自身と家族のことだけでいっぱいいっぱいの生活を送っている。
「特定秘密保護法案」が、馬鹿げた形で可決されたところで、
そんなことには、興味も関心もないところで暮らしている者の方が多いのだろう。
とは言え、「法案」の可決に強い反対の意志を抱きながら暮らしていたところで、
それを撤回させるだけの何かがすぐにできるわけでもない。
職場でも、この法案のことが話題になることはついぞない。
学者たちは、「反対する学者の会」など立ち上げて、抗議声明への賛同人を募ったりしているが、
そういう「会」を立ち上げて、大々的に反対のキャンペーンを張る知名度もない。
そういうことどもに対する怒りや苛立ちを抱えながら生活するというのは、精神衛生上よろしくないと思うのだが、
かといって、自分には「関係ないね」と開き直って生活できるほどバカでもない。
唯一、反対の意志を示すことができるのは、「選挙」なのだけれど、
先の「選挙」でも、何をしでかそうとしているかわかりきっていた現政権党を支持した民意に多くは期待できないし、
何よりも、
次の選挙までに、「民主主義」が生き残っているかどうか……。
何の力もないにせよ。ブログであれ、ツイッターであれ、
忘れず、諦めず、「反意」を表明し続けるしか、できることはない。のだろうな。
というわけで、
ボクは今日も、「特定秘密保護法案」の施行に反対の意を表明致します。