野良猫に革命を

最寄りの地下鉄駅の入口にほど近い団地の前に、いつも同じ時間帯になると現れる野良猫ロックさんがいる。


通行人に近寄って頭スリスリして、平気で抱っこされるネコさんなので、本当に野良なのかどうなのか疑わしかったのだが、
総合的に判断するに、どうやら野良さんであるらしい茶トラのオス。元、飼い猫で迷子になったか棄てられたのかもしれぬ。


人懐こいだけ余計に不憫、寒さ増します折から、健康状態が思いやられ、
誰か連れて帰ってやってくれないかしらんと思うのだが、


今日もまだいたらしい。らしいというのは、相方の報告によるのだが、


その相方、今日はその野良猫ロックくんに、
買い求めてきたレボリューション(ノミダニ駆除にフィラリア予防のお薬であります)を施してやったらしい。


野良ニャンコに餌を与える人、あまたありますが、レボリューションする人、初めて聞いた。
何の借りも義理もない他人様の飼っている不憫な老犬、遠方まで出向いて週に一度散歩に連れて行ったりしておりますし、


ウチの相方、一体何者なのでありましょーか?


インディアンの酋長なら、


「オマエの名前は、"狼と踊る男"だ」


じゃなくて、


「オマエの名前は、"銀柴と散歩する女"、もしくは"野良猫にレボリューションする女"だ」


と、言うに違いありません(爆)。



そんな相方と、夜はスタジオ。モンビジじゃない方のバンドの秘密練習。
言ってしまうと秘密じゃないが、秘密練習。言うと逮捕されるかもしれない秘密練習。



足元は、こんな感じになっておりまつ。