つれづれグサッ!

仕事ゆえ、


またぞろ、『徒然草』を読んでいる。
「暇人のたわごと」と自嘲しながら、兼好というオトコ、やはり面白い。


達意の文章である。そして何より、反骨である。権威権力に媚びない。
身分の上下にこだわらず、人の言葉に耳を貸す度量を備えている。
「ええしの子」でありながら出家をした人であるから、当然のこととして「俗」を嫌悪している。
我欲に満ちた者どもを軽蔑している。かといって、教条主義的なお堅いだけの人間ではない。
一般論に与しない。時代風潮になびかない。こだわりのオトコである。


このオトコが現代に生きていたら、
憲法改定への動きや、オリンピック東京誘致決定に湧く世相を、どう思ったんだろうな?


って、想像に難くなかったり……(笑)


にしても、


ほとんどの者が知らないところでこっそり、粛々と、「あの手口」に学んだのかどうか、
秋の国会に提案し、通してしまおうとしている「秘密保全法案」


正気の沙汰ではないのだけれど、通る通らない以前に、こんなとんでもないものを提案しようとしているというそれだけで、
この国の政府を動かす政党が、常軌を逸しているのは明々白々、疑う余地がない。


のだけれど、


選挙においてこの政党を後押しした人たちには、或いはそうでなかった人たちをも巻き込んで、


一部の者を潤すための金儲けと、ナショナリズムくすぐられると喜ぶ人々のために誘致されるオリンピックに、
浮かれ騒いでいる。或いは、浮かれ騒がないといけないようなムードがこしらえられている……。


ボクは、反戦だから改憲に反対です。反核だから原発再稼働に反対です。3.11以前からずっとそうです。


そんなボクんチ、


今夕は、小学生女子5名来訪(爆)