そして京都
演らせてもらっているハコ
無論、全部好きなのだけれど、嫌いなハコなら、出ないのですが、
「夜想」というハコは、特別。
今夜も、"ヤバオカムーブメンツ"のギタボ氏がMCで言っていたけれど、
ステージと客席がバリア・フリー(笑)。
客席には基本、テーブルと椅子が並べられ、
ゆっくり飲み食いしながら聴きたい者は座っていれば良し、立ちたい者はステージ前に行けばよい。
こだわりとプライドを持って仕事をしている信頼できる音響オペレーターさんがいて、
彼を含めてスタッフさんは、音楽を愛して止まない、音楽を愛する者を愛して止まない、自身もまたバンドマン。
そして、出演者にノルマを課さない。
老舗である「拾得」、「磔磔」も同じような佇まいなんだろうけれど、
「モンビジさんは「拾得」合うと思うなぁ」と、いろんな方に言われるんだけど、
今までご縁がございませず、ウチにとって京都のベースキャンプは「夜想」。
そんな「夜想」、一時、閉店の話もあったが継続中。
呼んで頂けるの嬉しいことこの上ないのだけれど、
少しでも貢献できればいいのだけれど、
いかんせん、大阪組の来訪には期待できませず、
京都組に対しても動員力の乏しい我々、本日も嬉し恥ずかしの出演だったけれど、
共演者さん目当ての来客多数あって、ホッと一息、
後続は、ファンキーでロケンローでパンキッシュな方々、なかなかに楽しい夜でござった。
自身がハコの経営していたら、
客を呼ばない遠方のバンドユニット、ノルマも取らずにわざわざ呼ばないよな、と思う。
そこを呼んで頂いていることを感謝して、
お客がいようがいまいが、どんな対バンさんと一緒だろうが、
ウチはウチ、ウチの音楽やらかせばいーのである。
と、思いつつ、
「今夜は"モンビジ"が「夜想」で演るから見に行くべ」という方が増えるよう、精進致しますわん。
といっても、精進するのは、主として音楽方面のことでありまして、
動員のためには、イベント打ちますか……。打たせてねん。
などようのこと思いながら、
通りの向かいにある、自由も民主もない癖に、その名も「自由民主会館」のザワザワ横目に帰宅したら、
わかっちゃいたことですけんど、
選挙は、ザワザワな結果になっておった。ん〜……。