御無沙汰

致しております。


というセリフ、何に対して、どのくらいのスパンがある時に使用するのが適切なのか、ビミョーな時もありますが、


確実に、御無沙汰致しているモノ、あれこれありまして、


家電関連だと、カセットテープ、VHSのビデオ、レーザーディスク、MD、
PC関連だと、フロッピーディスク


などですが、レコードは今でもちょくちょく聴きますので、言うほど御無沙汰ではございません。


な中、


相方が、押し入れに眠っていたカセットテープの数々を引っ張り出してきた。
見ると、改めてCDで買い直したものや、レコードからダビングしたモノもある中に、
今となってはレアな音源もちらほらりん……。


ちゅことで、


テープも、それを再生するデッキも、生きているのかどうだか不安な中、
カセットテープでしか所有しておらん、しかも今となっては入手困難であろうズージャをいくつか、ピックアップして聴いてみた。


ら、無事、それらは20年〜30年ぶりに見事再生されまして、


あの日あの時、よかったモノは、時代を経ても簡単には風化致しませんなせんね、と感心。


していたら、携帯がブーブー唸って、


御無沙汰な方からメールあり。


学生の頃に暮らしていた街の、バイトしていた居酒屋が閉店することと相成ったので、当時のバイト仲間を集めてその店で同窓会を開くとの由。


その街に最後に行ったのは、23年前……。


チェーン店でもない居酒屋が、その期間ずっと続いていたというのは素敵だが、ここで閉店(移転?)するのも残念な話で、
バイト同窓会は、黎明期のその店に巣くっていた、現在ただ今48オーバーの者に限るそうで、アタクシ、見事に該当者でありまして、


大学よりも、ふらふらと転居重ねた寮やら下宿やらアパートよりも、
たぶんおそらく、二十代前半の最も長い時間をそこで過ごしたと思われる場所。
この仕事に就いていなければ、ずるずるその世界で生きていたかも知れん場所。
そのままそこで暮らしていたかも知れん街。


なのに、こんな機会でもなければこの先、出向くことがないままに終わってしまいそうな街。


ここは久々に、


 「やあやあ、御無沙汰致しております!」


と、出向きたいところなのですけれど、バイト同窓会の予定日は平日……。


飛行機使って片道3時間半、運賃3万2千円強。
新幹線使って片道5時間、運賃2万強。
京都経由で夜行バス使うと、片道12時間、運賃1万2千円強。


なんだけど、そー言えば、


よく知るところの、「穀潰し」なバンドが、この街にはちょくちょく軽自動車転がしてツアーに行っているわけで。
9月1週あたり、この方面へのツアーの予定組みません?


あ、でも、連中は毎回、高速で危ない目に遭ってるようだから、便乗するのは危険かもしらん……。
ヤツらが死んだら、それなりに惜しまれるかもしらんが、
便乗して一緒に死んだヤツは、同情も、共感も得られず、ただ「アホやな」と言われるのがオチ(爆)


やっぱ、新幹線だけど、行けますかねぇ……。