笑うしかない

先週末、保護者対象の学年懇談会&学級懇談会なるものが催されたのですが、


ひと昔前なら、名指しで呼び出されることでもなければ、高校生の保護者なんつーの、
わざわざガッコには出向かなかったものでありますが、


生徒らの行事イベントにも、主体的にご来場多数の折から、
漠とした保護者対象のイベント事も、各種様々予定されておりまして、


この日も多数ご来校。どんだけ我が子のこと好きなんでしょか?
ま、子離れ親離れ、昔より遅くなっただけと思えばそれでいいのかも知れんので、一概に悪いことではないですが。


ですゆえ、学年会の会場に予定していたところの視聴覚教室、
据え付けられた座席では足りず、パイプ椅子を仰山並べ立てたところに満員御礼。


の中、学年担任団、前の方に鎮座ましまして、どーもどーもの態。


保護者さまたち、大半は気軽気楽な服装出で立ちでお越しなのですが、
こーゆー時、教職員っての、決まってネクタイ着用。暑苦しい中、ネクタイ着用。


ちゅか、普段でもネクタイ着用。汗をかきかきネクタイ着用装用の方も少なくはない。


のですが、そこはそれ、オイラは窮屈なのが嫌いな、表も裏もござんせん自由人ですゆえ、


いつもとほとんど同じ出で立ち格好。
ブラック・ジーンズにT-シャツ。なんだけど、ま、ジャケットぐらいは羽織っておきましょうかいねという感じ。


別に破廉恥でなきゃいーじゃん。何の不都合があるものか。


過去、別のガッコで分掌主担であった時も、生活指導主担で親子共々叱る時も、学年主任であった時も、いつもアタクシ、このスタイル、


他人様から後ろ指差されるようなこたぁございませんでした。
後ろ指差してる人いたかも知れませんが、そういうこたぁ一切気にしたことございませんでした。


でもって、今回も何の不都合もなかったと思うのでありますですが、
不都合だと言う人がいたら、言う方がおかしいやい。と、思うのでありますが、


ジャケット羽織って歩いているオイラを見かけた、我がクラスの生徒、


「センセ、今日、正装や〜ん!」


って……。


ジーンズ&T-シャツに、ジャケット羽織っているだけで「正装」と言われるオイラ、


なんなんでしょか?


普段、どんだけ軽装なんでしょか? ラフなんでしょか? ワイルドなんでしょか?


ちゅよなことがあったありましたとゆーのを、職場周辺人に致して、呵々笑っていたのですが、


今日もまた、別に「正装」というでなく、何とはなしにジャケットを羽織っていたところ、


「お!今日も正装ですやん」と、言うて来やはった方がいて、


揶揄しているつもりなのだかなんだか知らんのですが、取り立てて面白いわけでなく、


その方、保護者や管理職の方々の反応や対面、常に、必要以上に、これでもかと、気にしながら生きておいでの方であり、


ニンゲン、タイプとか生き方とか考え方というの、外に出ますよね。


と、つくづく思って、


笑うしかない。