3発目

強行軍と知りながら、中一日挟んでのライブ3発。


綺羅、星のごとく居並ぶファンがいるわけでなし、本数絞ればいいのにという声もないではないが、


絞ったところで、人が集まるわけでなし、


何よりも、


間隔が空くと、「ライブ勘」を失ってしまうような気がする。
元々心許ないパフォーマンスのレベルが維持できないような気がする。


そして、


何よりも、とりわけノルマを課すわけでもないのに、ウチに声を掛けてくださるハコがある、人がいる。


だもんで、


演れる時には、行ける時には、やろうやりますやらせてください。という姿勢。


そんな3発目は"SILVER WINGS"


ウチは、熱いロックなおにいちゃん、繊細で可憐なお嬢さん、それぞれの弾き語りのあと3番手。


いつも無愛想でぶっきらぼうで、面白みのないMCしか致しませんのですが、
各楽曲の紹介しつつ演奏するという新機軸。ま、ぶっきらぼうぶっきらぼうでしたが。


トリに登場したPOPなバンドさんとは、やっていることの接点、何にもなさそーでしたけれども、
ウチの音、今宵も、届く人には届いたんじゃないかな……、と。
終演後、相方は、女子率高かった中、他出演者さん、スタッフさんと交歓。


今日も今日とて、京都に参って、いい夜だった。


そしてまた、本業の一週間。そして週末、ライブ。
転がる先に何があるのか、何にもないのか、そんなことは知らない。


このまま音楽やりながら……、


できなくなった頃に、くたばるだけ。ただ、それだけ。