ライブハウスで会おう

昨夜のライブ、


リハ明けに、"ダルマドライブ"のギター・マーちんさんと、ドラム・Cherryさんと一緒に、
立ち飲み屋で先行プチ打ち上げ(笑)。


「音楽がないと生きていけない、生きてる甲斐がないと思ってるヤツが残ってくんだよね」というお話。


アタクシどもは、「音楽がないと生きていけない」とは思っていたものの、
自身では音楽やらずに、いろんなことに手を出しながら、紆余曲折……、


自身で音楽やるようになって、自らが音楽やらなきゃ生きていけないと思うようになったのは、随分遅くになってからなので、
随分もったいないことしちまったなぁ。と、悔やみながら音楽やっているのですけれど、


若い時分に、


「音楽で食っていくぜ!やるぜ!」のような、ギラギラした意欲というか、情熱というか、野心抱いて音楽をやっていたら、
この歳になって音楽はやっていなかったかも知らん……。


とも、思うので、


ちょっと遅かったけれど、自分の身の丈にあった形で、自分のやりたいことを見つけたのだろう。と、思うのでした。


やりたいことがやれないのを、自身の置かれている状況や環境のせいにするのはよろしくない態度である。


とは、思うのだけれど、


「音楽をやる」というその一事においては、状況や環境のせいにするでなく、「やろう、やるぞ、やるぜ」と思っている自分であることを昨夜は再確認致したのでした。


だってさ、


マーちんさんは、


 みそたま
 OYSTER RAW
 Shakin' Hip Shake
 ダルマドライブ


の4バンド。


Cherryさんは、


 三文からす
 みそたま
 ネコグルマ
 Shakin'Hip Shake
 ダルマドライブ
 Cherry5

の5バンド(まだ他にもありそうだけど……(爆))。


で、音楽やっているわけで……、


ウチはふたりとも、演奏だけでなく、作詞作曲やりながら自作自演しておりますから。ちゅの別にしても、
"The Monkey Business Extra Light"ただひとつしかやってねーわけで、
マーちんさんやCherryさんと比べると、人生この先、できる時間も限られてるちゅわけで、


そりゃ、ぐずぐず言わずに、やらにゃあかんでしょ?ちゅこと、強く思った次第。


強く思いながら、強く思いすぎたのか(笑)、前半よれよれだったなぁと反省しきりだった昨夜のライブ、


すべてを映し撮り、伝えるものではないのは重々承知致しておるのですけれど、
自分たちと、ほとんどいないコアな聴き手だけがわかる、あり得ないミスはしっかり捉えられているものの、ビデオが記録した映像と音声は、
後半2曲に、Cherryさんが急遽参入してくれたというサプライズがあったことだけに留まらず、


「生」の持つ危うさや、ウチのユニットが本来抱えているところの人間性や、ダイナミズムが感じられ、


平常心でやっていた数日前の"Mele"のライブよりも、ある意味面白かったわけで、
「ライブ」ってのは、文字通り、「生きている」のでした。


恐らく、メンバーの中に、歳はアタクシどもより下だったりする方もおいでであろう"トロピカル・ブラザーズ"さんの、
生きざまのようなものが滲み出ているステージや、


年若い"えりつぃん"さんという弾き語りのお姉さんの、オイラが言うのは失礼に過ぎるが、発展途上の歌の世界や、


"ダルマドライブ"さんの、いつまでもどこまでもストレートで剛速球なロケンローを聴きながら、


気負いがあったのか、肩に妙な力が入ったのか、なんなのか、


改めて、


昨夜は昨夜で、歴としたウチの「ライブ」でした。


そんなウチの音を、聴きたいなと思う人がひとりでも多くいるに越したことはないのですけれど、


オレにしたところで、世間で名のある、自身が日々愛聴しているバンドマンの演奏であっても、余程のことがないとチケット買って見に行かない聴きに行かないわけですから、


多くは望みません。


いつ、どこそこでやっておりますというお知らせはするかもしれませんが……、


観たくなったら、聴きたくなったら、会いたくなったら、


来てやってください。


何をどこまでできるかわからないけれど、


足腰と喉とアタマの回転が(笑)丈夫な間は、「ライブ」やってます。


ライブハウスで会いましょう。会えるといいな。