It’s a Wonderful Life

売れたとか、売れないとかいうこと別にして、
大阪京都界隈で、どこの誰の出してる音がステキか?


ということがわかるくらいの、「耳」と「目」は持っている。つもり。
近いところは些か見えづらくなって来ているのだけれど、持っている。つもり。


遅蒔きながら人前で音楽奏でることやり始めて丸9年。
この歳にして、まだ9年ですかいっ!ちゅのが笑えるのだけれど、
自分の出している音に、まだまだ自分で納得できていないところも多いのだけれど、


ステキな音を出している人たちとご一緒できる機会が増えている。
コイツの誘いなら、一緒にやってあげますよ。駆け付けますよ。と、言ってくれる人が増えている。


昨年企画したイベントに出演してくれた、
そんじょそこらのメジャーなお方たちより、間違いなくキレた音を出している「三文からす」、


その「三文からす」のドラム、チェリー氏は、


「Shakein' Hip Shake」のナカジン氏によると、


 「ラッキーリップス」はギターのコバヤン、ベースのマキ、ドラムのチェリーからなる京都では有名なロックバンド。
 あの「くるり」の岸田くんや佐藤くんも大ファンだったらしく、彼らが立ち上げたレーベル、ノイズマッカートニーからCDを出したばっかりだった。
 このままどっかーん!と行くかと思っていたところに解散話が出た。


という人であったそうで……、


売れる売れない関係ない言うてるくせに、メジャーどころの名前出して、それがどないやねん!ちゅのもあるにせよ、
オイラは音楽歴浅いので、そういう事情にはとんと疎くて、この文章を書こうとする今の今まで知らなかったのでありました。


オイラ自身は、間違いないと思っていたものの、そんなことやあんなことを知らないまま、
くるり」のメンバーが大ファンであったバンドのドラマーさんのバンドをオイラは自身のイベントに呼んでいたわけで、
しかも、別の日に共演した時には、ウチに乱入、叩いてもらったりしたこともあるわけで、


今宵は、


そんな、チェリーさんがドラム叩いているバンド「みそたま」
盟友、ちゅか、朋友、ちゅか、腐れ縁、なんだけど、見る見るうちに本物化、化け物化が進行しているバンド「モンスターロシモフ」
何かの加減でテレビに出たら、大阪界隈で人気大爆発!すると思うが、やってることの内容が著作権云々絡んでくるからか、そうもいかない「SGT」


の、みなみなさまと、京都御池のステキ空間「夜想」でライブだった。


出番トップのオイラたちのあと2番手に控えていたチェリーさん、
どうやら飛び入りで叩くの、手ぐすね引いて待っていてくれたようだったのに、
出番前、相方が、「チェリーさん呼んで叩いてもらおうか?」と、言っていたのに、


妙な遠慮してしまったオイラ、呼べばいいのに呼ぶことしないで自己完結……。
猛烈に反省。次回はきっと!



ちょっくらとんがった演奏だったけれど、
ウチのやってる、やろうとしている音楽楽曲のタイトロープ的なところが、いい方に転がった夜だったのではなかったかと……。


終演後、「みそたま」ギタリスト・マーチンさんと談笑。
マーチンさん、オイラと相方の音楽キャリアのなさを知って、驚く。


そして、遊びに来てくれていた、
これも、ウチのイベントに出てくれるというのが申し訳ないような、ドラマー「がらんどう」のSlab氏が、


横からオイラに、


「兄ぃ!火曜はスタジオ行きますわ!」


キャリアも実績もないですが、みんなが音楽止める頃から音楽やり始めましたが、無闇に歳だけ食ってますが、


つまらない生き方ではない。


と、


思っております。


そんなステキな夜。