高下駄を履かせている

入試の採点集計行いつつ、その間隙を縫って、在校生の成績処理。


大抵のガッコでは、成績判定会議を終えてから入試に突入しているようだが、どこまでも「泥縄」な我が職場(爆)。


なのですけれど、


進学校」などと世間様から呼ばわれるガッコでは、成績処理なんてのは本来、実に簡単明瞭な筈。


なぜなら、


学期毎に、定期考査の点数を合算して、その回数分で割ったのが成績であって、
1学期の中間考査が56点で、期末考査が64点なら、そやつの一学期の成績は60点。
2学期の中間考査が62点で、期末考査が48点なら、そやつの二学期の成績は55点。
そして、学年末考査が65点なら、各学期の成績を合算して3で割った60点がそやつの学年成績。以上終わり。


なのであって、
オレの卒業したコーコーや、前々任校などは、そーだったのだが、


今の職場は違うんだな、これが……。


前記のような方法で成績を算出したら、40点未満が大量発生。


40点未満は赤点欠点なので、単位不認定。不認定科目が一定数を超えれば留年。ちゅことになる。


そんなに大量の欠点者を排出するわけにはいかんので、「平常点」という名の「かさ上げ」を行う。
いわゆるひとつの「下駄」を履かせる。


こいつがとーっても面倒臭い。


要は、定期考査で点取れよ! というお話。


オイラは、自他共に認める「進学校の劣等生」だったのですけんども、
全教科科目、40点未満の点は一度も取ったことありませんです。留年したくはなかったですけん。
実際に、厳格に、留年はありましたですから。留年するヤツ、退学するヤツが消えてって、年々、足元が寒くなって行っておった(爆)


国語と生物と音楽と体育は80点台、それ以外はすべて50点前後をキープという感じ。周囲はすべてにおいて70点前後をキープしておりましたから、劣等生のロクデナシでしたけんども(爆)


ほとんど休まず授業に出ていて、10点台やら20点台の点数を取るというのが理解できまへん。


せめて、テストの前日くらい、勉強せぇや!


どーせ留年なんてさせるわけないしぃ〜。と、侮ってるのなら、


留年させるぞ、ごるぁ!