拘束軟禁、そしてプライバシーの侵害

入試の採点ちゅの、


公正かつ厳格に執り行わねばなりまへん。ちゅこって、


終日拘束軟禁。一歩たりとも外に出ること罷りならん。


なのですが、


採点ちゅのは、やりやすいところとそーでないところがありつつ、
採点、点検、再点検、小計すれば、その点検、再点検。中計すれば、その点検、再点検、総合計すれば、その点検、再点検。
などゆー段階を踏まねばなりませんので、


ひとまず採点ちゅのが終わらないことには次のステップに進めにゃい。


ゆえに、


やりやすいところは、特別何のスキルも必要ではなく、小学生にでもできるお仕事。
めんどーな問題の担当になった者は、己の持てる能力全開して、採点基準がぶれないよーに決めるまでに時間がかかる。
でもって、眉間に皺寄せ、いちいち腕組みしながら、採点にも時間がかかる。


大勢で寄ってたかって、わーっと取りかかりゃいーよーなものだが、そうは参らぬ。


ちゅことで、手持ちブタさんになる者が出る。手持ちブタさんになった者は、別の作業できればいいよなものだが、
前述のように、そうは参らない。ブタさんは、ブーブー言いながら、通常業務に立ち返って、仕事する。
そんな、手持ちブタさんもまた、終日拘束軟禁。


じゃによって、全員が神経磨り減らしてくたびれる。ふひは。


そんな、ふひは。の後の帰路、


何を隠そうオイラの職場、某バンドの某ドラマー氏の住まいに近い。


どれくらい近いかというと、
職場の前で煙草に火を点け、歩き出すと、1本吸い終わるまでに到着するくらいに近い。


故あって、その近いところに住まっているドラマー氏に、渡さにゃならん音源あって、


「家のポストに投函しておくのでよろしく!」とメールで連絡して、放り込みに行ったら、


氏の御母堂と思しき方が、丁度夕刊取りに表に出ていらっしゃったので、


「あー、あのそのどもども、アタクシはあのそのどもどもでして、これはあのそのどもどもなので、よろしくお渡しください」と、手ずから渡した。


事後、その旨を、ドラマー氏にメールで伝えると、


「ますますプライバシーが犯されていく(笑)」と、お返事が帰って来ましたのですが、


 バンドマンに明日はない。


よって、


 プライバシーなどいうものも、ない。


がはは。