夜は極上

朝、


早起きせんければならんっちゅので、前夜、早寝したところが、
早く目が覚めすぎて、もう一度眠れない。


というおそまつ。年寄りかっ!


そんな昼、昼になってから、眠い昼、


誰が言い出しっぺなのか、決定したのか知らないが、
今年から、当方の所属するところの地方自治体が管轄するところの公立高校、
軒並み2回に分けての入試。本日はその1回目。


2回に分けて、どんな利点が効用があるのかないのか、きっと実施したことに対する評価も反省もないまま、
またぞろ、わけのわからん「改革」という名の下に、時々刻々わけのわからん変更が加えられていくこと必至なのだろう……、


な、2回に分けての入試の1回目。


外界はアホほど寒い中、暖房の入っていない、或いは全く効いていない教室でテスト。我ら監督。
寒い……。体の芯から冷える、凍える、しばれる。しかも当方、インフル上がりの受験生、別室で密室。マスク着用でビクビク。


その後、採点業務に取りかかる。


なのだが、


誰が考えたのか、拵えたのか知らないが、(ちょっと知ったりもしているが)
現行の指導要領に則って、面白い問題拵えてやったぜと、拵えた本人は、ほくそ笑んでいる可能性なきにしもあらずなのだろうと思うが、


「国語」の問題に問題アリ(爆)。ありまくり。
字数制限設定したるところの記述問題、制限したるところの字数に、さしたる根拠があるとは思えない。


かてて加えて、設問のベースになっている小説やら、評論的なものやらの、
作品としての水準が、「………」。


いや、ま、その筋では著名な、河合隼雄氏の文章だったり、本川達雄氏の文章だったりするのですけんども、
文章そのものの水準も、「………」。


なんだかなぁ……。


と、消耗しつつ帰宅した後の夜、くたびれきった後の夜、


"CLUB WATER"へ。


店長「マツケン」さん、未来ある若者(笑)「ゆらぎあし」くん、歳の差ユニット「弐貫」、でもって「口石」さん、


の布陣は、


カケラほどしかない「才能」を、さしたる「努力」もなく、切り売りしている身の上としましては、


マツケンさんの幅広い音楽性に、いつも驚かされ、
ゆらぎあしくんの立ち居振る舞いに、いーな、いーねと思い、
マリカちゃんの歌に、楽曲に、長さんのギターに、心奪われ、
くっちゃんのブルースは、生き方と背中合わせですよなぁ……と思いながら、


すごくよかった、とてもよかった、素敵であった。


そんな夜なのに、リスナーの数は、ちょっと残念だった……。


のだけれど、


そういう夜のその場所に、オイラはいたから、


いーや。


で、明日はまたぞろ、


消耗戦……。