人殺し

建国記念の日


かつての紀元節神武天皇が即位した日に由来しているそーである。


そんな休日に、


ネットで目にした、東京は新大久保における「在特会」のデモ。


公衆の面前で、「朝鮮人 首吊レ毒飲メ 飛ビ降リロ」、「善い朝鮮人も 悪い朝鮮人も どちらも殺せ」のプラカードを掲げる者たち。
PC遠隔操作して、爆破や殺戮の書き込みするヤツは有罪で、プラカード掲げて闊歩する者は無罪。


こういうことが罷り通るのだということに、驚きを禁じ得ない。
正直、知らないなら知らないでやり過ごしたい。同じ人間であることが悲しい。


悲しい中、USAの連続殺人犯にして死刑囚のアイリーン・ウォーノスを描いた映画「モンスター」を観る。


同じ人物をモチーフにした「テルマ&ルイーズ」は、まだカラッと突き抜けた疾走感があったけれど、
「モンスター」は、救われなさに満ちていて、どうしようもないところで、どうしようもない生を生きるしかなかった女のお話。
すべて彼女が悪いわけではないけれど、彼女の犯した罪は彼女に帰するしかないというお話。


その救われない人生に対する切り込み方が、中途半端な気もしたけれど、


彼女が愛し、彼女のために罪を重ねることになった、愛人セルビーを演じていたクリスティーナ・リッチ
この役のため、13キロ太ったというシャーリーズ・セロンに負けず劣らず、
目力のあるこの女優、自身の体を、緩く怠くだらしなく作りあげていて、


こんな子を、オレはたくさん見知っています。いました。


ですから、


「モンスター」は、アイリーンではなくセルビーの方なんだろな。と、オレは観ていたのですけれど、


エンディング・ロールで流れる、アメリカンロック、というかポップス。
どこの誰だか確認致しませんでしたが、調べればわかるけど、調べませんが、


この映画を台無しにしていたのでありました。何なんですかこれ?