年の始めに憲法を読んだ

我々が知っていそうで、知らないこと。


先の戦争において、


この国で犠牲になった者の数、約300万人。
うち、民間人約80万人。うち、広島25万人、長崎7.4万人、東京大空襲8万人。


世界中で失われた命、2000万人強。間接的な死(餓死等)を数えれば、5000万人とも言われる。
そして、日本と日本軍が奪った命、直接間接を問わなければ、少なく見積もっても1000万以上。


改憲論者がみな、戦争をしたがっている人々だとは思わない。
けれど、戦前も同じ、みながみな、戦争をしたがっていたわけではない。


だが、戦争は起こった。


日本国憲法 第二章 第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


この文言がある限り、この国は「軍隊」を保持できない。そして、「戦争」もできない。
たとえ、この憲法が押し付けられたものであったにせよ、押し付けた国が、今になって変えて欲しがっているにせよ、


「戦争」をしないと謳うことは、誇らしいことだと思いませんか?