除染は腹の中から

福島第一原発周辺の除染作業で手抜きが横行。


  楢葉町前田建設工業大日本土木等(受注金額188億円)
  飯舘村大成建設等(受注金額77億円)
  川内村大林組等(受注金額43億円)
  田村市鹿島建設等(受注金額33億円)


元請けゼネコンの現場監督の指示による、汚染廃棄物の不正投棄された例も確認。
剥ぎ取った土や回収した枝葉を川や崖下に捨て、洗浄に使った水も垂れ流し。


少なくとも6500億円をつぎ込むことになるという国家プロジェクト。
除染にかかる必要経費と人件費さっ引いた金額が一体いかほどで、それが誰の懐に入っているのか。
早くも、除染そのものはまともに進まず、カネだけが流れる「除染ビジネス」と化している。
「一日も早く戻りたい」という住民の気持ちはわからぬでない。けれど、「第一原発」のトラブルが収束せず、未だに放射性物質を垂れ流し続けている現状で、戻れる日の見通しは立たない。周辺地域の除染を早急に進めることに意味があるとは思えない……。
除染と汚染のいたちごっこに金をばらまくのなら、被災した人々の生活支援に使うべきだとの声に強く賛成。


一方、海の向こうのイタリアで、


妻との離婚協議中のベルルスコーニ前首相(76)に、
裁判所が、一日あたり10万ユーロ(約1150万円)の生活費を支払うことを命じた。とか。
妻は月340万ユーロ(約4億円、一日あたり1340万円)の生活費を求めていた。とか。
前首相側は月30万ユーロ(約3450万円、一日あたり約115万円)を提示していた。とか。
前首相はテレビ局を複数所有する大富豪。とか。
12月に、49歳下の女性との婚約を発表している。とか。


複数のテレビ局のオーナーとはいえ、この人物の能力働きと、その人間性に見合った収入資産とはとても思えませず、
一日あたり1340万円出せというオバハン元妻の感性というのも醜悪醜怪であるけれど、
ま、49歳下の女性と結婚するのは、当人同士の自由ではあるけれど、
一日あたり、それだけのカネを出せる余裕があるなら、世の中世界に還元すればいかがかと思われ、
こういう人物が、一般市民の生活についてわかることなど何一つないと思われ、


本朝でも異朝でも、どいつもこいつも(イタリアでしたが)、


腹が黒くていけない。