よのなかばかなのよ
憲法をいじくって、徴兵制を前提に、自衛隊を国防軍とし、集団的自衛権についてはこれを行使可能とする。
徴兵制を前提とするにあたって、「基本的人権」についてはそれを否定する。
原子力発電所については、順次再稼働していく。
消費増税を行い、公共事業は拡大していく。が、それが被災地の求める再建復興に直結するという保証はしないし、できない。
社会保障制度については、自助自律の方向で。自分の老後の心配は、自分とその家族で支えるように。
教育について一律の支援は行わない。所得制限をかけて支援の対象は絞り込む。
自国を愛し、国家に身を捧げる若者を育成するため、道徳教育を重視しなさい。
ついては、天皇は国家元首と位置づけたいと考えています。
そんなことどもを謳った政党に、あなたがたは票を投じた。
何を期待しているのか、ボクにはまるで分からない。理解が出来ない。
教育現場は更に一層、きな臭さを増して行くに違いない。
自由と平等が語れなくなる時、その時が来ればすべてはおしまい。
今回の投票は、その前の投票と、この次の投票を含めた「文脈」の中でしか意味を持たない。
これが「ファイナル・アンサー」ではないと言い切れることが救い(by 内田樹)
と、ボクも思いたい。