十三でポテンヒット
十三で生まれ、その、隣の隣の町で育ったアタクシ、
そこが如何にディープな街であるかは、ずいずいと骨の髄まで理解しているのでありますが、
リハ後、虫養いに入ったうどん屋、たかがうどんごときに1杯700円も支払うことに心が痛みながらも(笑)、
丁寧に拵えておりますよ感が漂い、メガネのおねいさんの接客態度佇まいも、いときよげなり。
で、ビンボー舌のアタクシですが、おいしゅうございました。
のですが、カウンター隣席に座したるところの妙齢のカップル。
聞こえてくる淀川以北特有のディープな大阪弁で交わされる会話のはしばしから察するに、どーやら夫婦ではないらしく、
短い時間の中で繰り広げられる諍いから睦言への目まぐるしい展開が、
いかにも十三。
ステージドリンクという名の「水」を買い求めに立ち寄ったコンビニ前で一服。
していると、ガテン系の中年男性ふたり、缶ビール飲みながら立ち話。
ひとりが相棒に「今日は帰っても嫁さん仕事でおらんねん。大した稼ぎにもならんのにそんな仕事せんかてえーのに。めんどくさいわ」とぼやく。
そこは十三。
そんな、"十三 CLUB WATER"でピンチヒッター。
こっちは知っているけれど、向こうさんはこちらを知らないというアトモスフィア、
出番前、あかんやん、緊張してまうやん。でしたが、マツケンさんとやり取りし、教授や、スラブの兄ぃや、しの山さんが現れて、
取りあえず平常心。になったのですが、二度目で自覚した"CLUB WATER"の魔、
客席が明るい。どのハコよりも明るい。ステージから、お客さんとスタッフさんの顔がぜんぶ見えるはっきり見えるくっきり見える。
誰がどこをガン見しているか、聴いているかがリアルに分かる。
あぁ、こえぇ。
と思いながら、わけのわからんMC(汗)挟みつつ、9曲を50分弱。最長不倒記録を更新。
代打で、ポテンヒット出塁くらいはできたのではないかと……。
「月想-GASSO」聴くの三度目でしたが、改めて、
マツケンさんってロマンチストですな。ですね。と、思った。
演者として、切れかけていたご縁も復活致しまして、
年末のイブには「サイゲンナイト」で、やらかさせて頂くこととなりにけり。
声を掛けてくれた登さん、ありがとでした。
妙なご縁で知り合いました「岡女堂」のみなさま、どこかで御一緒できましたら幸い。
VOさまの体調が早く良くなられますように。
10月は20日間でライブ5本。モンロシ何するものぞの馬鹿になって参りましたが、
次は、11月4日までライブないよー。
禁断症状が出ないか心配(笑)