君に会いにゆこう

その、肝心の「君」を、


"OOH-LA-LA"にいる「君」にするのか、"夜想"にいる「君」にするのかで頗る悩んだ。多いに悩んだ。


アタクシはどちらかというと、『こころ』に出てくる「K」と同様、「果断に富んだ性格」ですから、
アタクシのイニシャルもまた「K」ですから、「精進」という言葉は「K」ほど好きではありませんが(笑)、


「迷う」ということは、さほどないのではありますが、


迷った……。


だもんで、迷った末に、サイコロを転がした。マジで(笑)


奇数が出たら"OOH-LA-LA"、偶数が出たら"夜想"。


えいやっ!ままよっ!と、放り投げたら、サイコロの目は「3」と出た。


天の声に従って、"OOH-LA-LA"に出かけた。


"OOH-LA-LA"、実は「お初」で、移転前にも行ったことがなく、
京阪圏内で音楽活動やっている者としちゃ、「モグリ」ですか?
と、言われても仕方ねーのですが、「お初」だった。「モグリ」ですよ、すみません。


行ってみて、


改めて、


大阪と京都って、ハコのあり方佇まいが違いますのなってのを痛感。


大阪のハコ、テーブルと椅子、置こうよ。でもって、食いモンも置こうよ。ツマミなしに酒だけ飲むのは不健康ですって。
飛んだり跳ねたりしたい、ションベン臭いガキどもだけのためにオール・スタンディングにしたところで、
出演する4バンド5バンド、下手すると6バンドのすべてを、立ちん坊のまま見聞きさせるのはどーかと思う。
てか、ヤツらは、自分の目当てとするバンドさん以外に聴く耳を持っておりません。


本当に聴く耳持ってる音楽好きは、じっくり落ち着いて楽しみたいものなのです。
そんな人が、飛んだり跳ねたりしたくなった時にはできるように、ステージ前を空けておけばよいのであります。


ちゅことで、


会いに行った"OOH-LA-LA"組のみなさま、行った甲斐がございました。


会いに行けなかった"夜想"組のみなさま、


月夜の晩は、嫌な夢ばかり、見続けるから、8階建てのビルの屋根の上、光の河を越えて、


次は、会いに行いますよ〜!