滅びの血

2万5千年ほど前、


この地球上から消滅したといわれるネアンデルタール人


ヒトの祖先と並行して進化しながら、消えていった種の異なる人々。
仲間の死を悼み、埋葬し、花を添えた彼ら。怪我や障害に苦しむ仲間を助けながら生きていたことが類推される彼ら。


寧ろ、野蛮で粗暴だったのは原初人類で、温厚で平和を好む彼らは原初人類によって駆逐されたのかも知れん……。


のだが、


DNA解析の結果、ネアンデルタール人と原初人類との間に、混血の痕跡があることが明らかになっているという。
ネアンデルタール人は消えたが、彼らの遺伝子は原初人類の中に残されている。


この世には、
ネアンデルタールの血が残されているヒトと、そうでないヒトがいて、


争いを好まぬ者と、争いを好む者に分かたれているのかも知らん……。


ネアンデルタールの滅びの血は、


オイラには入っているかも知れません。入っているんじゃないかな?(笑)