やってるこちらと聞いてるそちら

どん底 by ゴーリキー


まで落ち込んでいた体調が、7割方戻ってきた。


戻ってきた証拠証左に、


仕事における気力が向上してきた。アタマとそれに連動して出てくるコトバの回転が明晰になってきた。
落ちている時は、授業中の自分自身に嫌悪感を催すこともあるわけだから、この差はデカイ。


ま、聞いている側の大多数にしてみれば、普段から聞く耳持っちゃいないわけであるから、
どん底の時とそう変わり映えはせんのかも知れんのですが(爆)、


今日のオイラの仕事(とりわけ最後の最後の現代文ね)が面白くなかったっちゅなら、不満があったっちゅ人は、


これ以上のことをオイラに求めても無駄だと思われるし、
文学とか、思想とか、思索とかいうものには、もともと向いていない人間だと思われるので、
たぶんおそらくメイビーパーハップス、それは、オイラのせいではなく、聞いているそちら側の問題であると思われるので、


諦めて頂くしかないと思われます……。


そして、


やっとこやっとこ繰り出して、活力っちゅのが湧いて来たので、


28日のモンスターロシモフのレコ発の、露払いというか、太刀持ちは、


こないだの"Mele"でのライブくらいの勢いで駆け抜けることはできると思われるので、


関係者各位、ご安心召されよ。


と言っても、


仕事の方は一応プロとしてやっておるのだけんども、音楽の方は、アマチュアの末端でやっておるわけでありますから、
同じ土俵で語ることはできんこと自覚致しておるのではありますゆえ、


先日の"Mele"にしたところで、
聞いている側にしてみれば、どん底の時とそう変わり映えせんのかも知れんのですが、


かの、1961年ビレバンで録られた、ビル・エバンス・トリオの奇跡の名演にしたところで、
演奏の最中にグラスの音ちゃらちゃら言わせながら雑談している声が聞こえるのであるから、


仕方ないっちゃ仕方ない。


縁なき衆生は度し難し。南無南無……。