盆は非凡に通ず
「終戦」と言えば自らで決着つけたようで聞こえはいいが、紛うことなき「敗戦」から67年。
よくぞここまで、武力というもの行使せずやって来たもの来られたものだと安堵する一方、戦後の平和教育を否定したがるキナ臭い政情と非寛容の姿勢と攻撃性を高めている世情を危惧する67年目。
音楽にイデオロギーは不要だけれど、生き方のカタチの見えない表現ってのはつまらない。
と、最近書いたが、
イデオロギー込みで、カタチの見える男「あうんさんすうじぃ」が恒例の8/15ワンマン at HARD RAIN。
なんと今年で10年目。オイラが観るの、昨年に続いて2度目。
バンジョー抱えてただひとり、端倪(たんげい)すべからざるその才と芸に、いつも感服するのだけれど、45曲プラスαを堪能。
3年前は、彼の存在まだ知らず、思えばもったいないことをした。
彼に、アングラ・ミュージシャンとして10年の歳月を送らせている世間もまた、もったいないことをしている。
が、世間というのは、そういうもんかも知れん。とも思う。彼には「放送禁止歌」多いしね。
カネは、あるに越したことはないが、なければ窮するが、ニンゲン、カネのためだけに生きるでなし。
とはいえ、くだらないモノ持て囃される中、もっと讃えられて然るべき人やモノがあるというのは理不尽ではある。
生き方カタチは様々だけど、才能への対価は、誰かが、何かが、どんな形でもいいから払って欲しいものであります。
才はともかく、同じアングラ・バンドマンなアタクシども、今日も「すうじぃ」前にスタジオワークやらかして、
16日&17日は、京都ツーデイズ。
16日の「SILVER WINGS」は、大文字の送り火とかぶってるってんで、辿り着けるかどうか些か心配ではあるけれど、モンスターロシモフもいるし、
17日の「夜想」は、あきらファイヤーもいるから、
おこしやすぅ。新曲もプロトタイプですけんど、やらかしますえ。