サロン・ド・バンドマン

フリーメールというの、


登録取得できるものはひと渡り頂いて、メインのメアドとは別に、あれこれ利用しておるのですけんど、
"Gmail"、ことコイツに関してのみ、スパムメールが送られてきよる。近頃は増殖の限りを尽くして、一日に30件近く。実にウザイ。


だもんで、


「アカウント削除の刑」に処してやろうとしたのだが、このメアドを用いて登録利用しているものが数軒。
いきなりぶった切ると、あとあと厄介なことになりそうなので、別のメアドを取得した後、登録関連IDを変更。


その後、


ぶった切ってやった。ザマミロ。


ちゅか、この手のスパムメール、詐欺に引っ掛けようというのか、こちらの端末の情報を盗もうというのか、何なのかよくわからんのだが、
騙すための手練手管考えたり、無作為に送りつけるシステム拵えたり、仕掛けた罠に引っ掛かるのを根気よく待ち続ける、能力があるのなら、それを何か他のことに活かせんものなのか?


まったく、人間ちゅもんのやることはわからない。あぁ、わからないわからない。


と言いながら、やって来ました行ってきました京都は御池、LIVE & SALON「夜想」。
サロンと言えば「社交界」。ここでは、バンドマンという名の破廉恥な文化人たちが、夜な夜な痴的な夜を過ごすのである。


今宵は、破廉恥では右に出る者のない「太鼓持ち」、じゃなくて、「太鼓叩き」たちの宴、第2回「ドラムト」。
出演者全員が、ドラムと何某かの共演。今回は奇しくも、ドラマー&ギター弾きの組み合わせ。


ウチのユニット、ドラムレス。ドラムレスだけんども、ドラムが嫌いなワケじゃない。
原初、楽器は打楽器だったのであるからして、ドラムは音楽の基礎基本。基礎基本のないところでやっている我々は下衆邪道。


素敵な太鼓叩きが、素敵なリズムを叩き出して、たいそう気色がよろしかったのであった。
隣で見ていた「スラブのあにぃ」、次は演る方でよろしゅぅ。


にしても、


いつも思うが、「夜想」には独特の空気がある。良き音楽を奏でよう奏でたい楽しもう楽しみたいという空気。
京都のハコ、それほど知ってるわけじゃないから、それが京都のライブハウス全体に通底している空気なのかどうかはわからないけれど、
ライブハウスという場所の楽しみ方を知っている客と、いつまでもどこまでも音楽から離れない離れられないバンドマンがいる。


簡単に言えば、「みんなオトナやねぇ。アホやねぇ」って感じ。


大阪にもアホなオトナはいないわけではないけれど、
やっぱ、ステージで演られてる音楽の種類に関わりませず、椅子とテーブルあるのが基本。ってハコは少ない。


そもそも、オール・スタンディングっちゅの、あれは何なのか?


客を大量に詰め込むためのハコ側の策略というわけでもあるまいが、立って騒ぎたくなったら勝手にそうさせて頂きますわけで、気分の高揚もないアタマから、立って聴きなさい!と命令されるのは好かん。


オイラは座って酒飲みながら、ゆっくり楽しみたい。たとえそれが激しいロックでも。


阿呆なオトナのたわごとなり。