ロックの好きなベイビー

正直のところ、


この日を以てベースのニシくんが脱退する

"THE ITACHI"


と、



"The Specialty's"


が、前座を務めると言うのでなければ、
たぶん行かなかったであろうと思われた"SHEENA & THE ROKKETS" at KING KOBRA。


行くには行ったが、長丁場。疲れ切ってトリまで保たなきゃ、客席後方で座り込んでりゃいーや。くらいに、思っていた。


そんな「シナロケ」、今回で4度目。なのだったが、


客席に、大馬鹿バンドマンが雁首揃えていたという相乗効果もあったからか、


素敵だったのでした……。


とりわけ、『レモンティー』から『You may dream』にかけて、


いつの間にやら前にせり出してきた"THE ITACHI"サガラ、"The Specialty's"シルコ、"チナスキー"しのやんの、はしゃぎよう尋常でなく、
"ミライノス"サンボ氏が飛び込んできたところで、わやくちゃのくちゃくちゃ。盛り上がりは、ハンパなかった。


後方でへたり込むどころか、一緒くたになって騒いでいたオイラは、


同じことを、ロックというのを、やり続けるというその姿勢に、


少しく感動したのであった……。



鮎川さん



"SHEENA & THE ROKKETS"


いい夜を、ありがとう。


終演後、鮎川さんやシーナさんを囲んで記念写真撮影に臨んでいた共演者諸兄姉と客を、


そこまでミーハーじゃねっすよ。


と、横目に見ながら会場をあとにしたオレでしたが、


やっぱり、肩組んで一枚撮ってもらえばよかったかな(笑)