Nobody’s fool

休日出勤昼過ぎまで、


帰宅後、ぱっぱっぱーっと服脱ぎ捨てて横になったら、
パンイチのまま寝てしもうた……(爆)。


今夜は、あっちゃこっちゃで楽しそうなライブが執り行われているのであるけんども、
ちょいバテの中、ほたえたら、明日の自分のライブに支障を来してはいかんので、自重。


相方は、明日のライブに向けてテンション上げてくるわ〜!と、
あっちゃこっちゃの中から梅田を目指して旅立ったので、


ひとり飲み。


珍しくテレビつけると、以前観て、良かったという記憶のある『ノーバディス・フール』やっちょるので眺める。
ジェシカ・タンディさん言うに及ばず、ポール・ニューマンはんも、もうこの世の人ではありませんのですなぁ……。
と、眺める。


「置き去りにされた子供にとっては、たとえ2分か3分であっても、それは永遠の時に思えるんですよ。父さんは何も変わってないな」
と、孫のこと一瞬目を離したニューマンはんに、息子が叱るセリフ、


そうだな、そうだったよ。と、追想追憶のスイッチが入った。


ガキの頃、


少しの道のりが果てしなく遠く、ほど近いところでも未知なる場所はとんでもなく不安で、ひとりで誰かを待つのは永遠のことのように思われた。


いつの日か、


知らない土地や、初めての場所に足を踏み入れることや、ひとりでいることや、誰かを待つことが、わけ知り顔で、平気になっていった。


それがオトナというものなのかも知れないけれど、


この映画のポール・ニューマン演じる男は、オトナの顔をした、初老の顔をした、コドモだった。


どこにでもいそうな、冴えない、だらしない、小汚いオッサンだけれど、劇中で自らが言うように、「懐かれるオーラ」が出ていた。


自他共に認める、オトナの顔をしたコドモなオレ様、明日は京都で歌って参る。


遠いから不安ですわぁ。誰か助けに来て〜(笑)