叩いて埃の出るところ

なんでもかんでも、得してそうなヤツは叩いたれ、こきおろしたれ。という昨今の風潮を嘆き悲しむばかりなのですが、


芸人、次長課長の河本某の母上が、生活保護を受給しておったのがけしからんという話題。


子の親に対する扶養義務云々が法律上どのように規定されておるのか、オレは法律家ではないので、詳しいところは知らないことを承知で言うのではありますが、
当人にいくら収入があろうとも、その母上が生活保護受給していることはあってもおかしくないだろーに、と思う。


オレはもはや、親なく子なく兄弟なく、親類縁者さしたる繋がりあるでなく、あるのは連れ合いばかりなり。


世間の大半のニンゲンと同様、


いてもいなくてもおんなじ〜♪(爆)


なのだが、


在りし日の母親、伴侶なくした後のその生活の糧は、すでにして逝った連れ合いの遺族年金か、自身の抱える障害年金だけ。
むしろ、生活保護の申請した方が楽になるやも知れません。と、医者の進言によって、計算あれこれしたことありましたが、
計算の結果、障害年金を受給ということになったと記憶するのだけれど、


場合によっては、生活保護の受給を選択、ということもあったわけで、
それその際に、子の(オレですが)収入が云々されることはなかったわけで、
しかも、そういう事情のあれこれを公にされることは当然なかったわけで、


河本氏は有名人ではあるけれど、有名人でも、オレはその人がどういう人なのかは知らないけれど、


そういったこと公に曝されてやいのやいの言われる筋合いは、


ないのではないか? と、オレは思う。


子がたとえ億万長者であっても、親が生活保護受給者ってこと、あって不思議じゃねーと思うのだが、どーか?


親は親として、その人生があり、子は子として、その人生がある。
子がオトナになるまで親はそれを扶養する義務があっても、親が子に扶養されること当然とする世の中にしちゃダメじゃないの?


だって、


親のない子も、子のない親もいるんですぜ。この世には。


こういう世知辛い渡世、不正がはびこっていることも重々承知致しておりますが、


叩いたり、こきおろしたりするコト、されるべき人、


他にしこたまおりますでしょーがね。


そんな理不尽な世の中で、開催されますところの、ウチのユニットの主催イベント"さるの恩返し"は、5日後。
2012年5月27日(日)「さるの恩返し 」at 京都"夜想"


来るべし。べしっ!