アイロニーとしての火

焚き火から、


朝帰り。


燻製のようになった体のまんま、


寝る……。


人は、火を操ることを覚え、


文明を手にした。


でも、手にした文明を制御しきれずに、


自分で自分の首を絞めている。


そして、


最後は自らが焼かれて消え去っていく。


人の抱えるアイロニー