感染する人しない人
インフル闘病4日目の午後にして、ようやく体温6度台に。
早い人は一日だけで平熱に戻るというが、タミフルを飲み始めたタイミングにもよるのだろうが、脆弱なオレは4日かかった。
しかもまだ、げほげほげほほげほげほげげほげほげほほげほげ……な状態。
twitterやfacebookやメールで知るところによると、オレを皮切りに職場の同僚、次々やられて罹患者総数ふた桁になる勢いであるという。
学級崩壊、じゃなくて、学級閉鎖ならぬ職員室閉鎖の様相を呈しておる。
と、早々にダウンしたオレ、他人事のように言っているが、現場は大変を超えてアジャパーな状態なのではないかと想像される。
実際、自分も罹って休みたいと言っていた者もいるらしく、その彼は実際に感染してダウン、「あーたーまーがーいーたーいー」とツイットしている。
下手をすると、
真っ先にダウンしたオレが、インフルを蔓延させた諸悪の根元のように思われ、恨まれているのかも知らん。
オレ自身、職場で感染した可能性が高いのですけんども。相方の発症したタイミングからして、7年前と同様、今回のインフル、潜伏期間はほぼ48時間。早々に職場を撤退したオレから伝染るわけがないので、そこんトコよろしく。
にしても、
こういう状況の中で、感染する者と感染しない者がいる。
オレは、感染しちゃう側の人間である。
体育科の教員と、冬場の職員室は寒いのでダウンジャケットを着用して仕事をしている女性教員もいる中、半袖でうろうろしている変人ふたりは、まだやられていないらしく、やっぱ、身体能力というか、肉体の造作とか、抵抗力なんつーのが通常人とは異なっているものと思われる。
極限状況に置かれた時、オレなどは真っ先にアウトになるのだろうということを思い知る。戦時中、兵隊に取られてたら確実にくたばってただろなオレ。
生物はいかなる場合も、その生存の最大の目的、最高の目標として種の保存を考える。よって、メスは、フィジカルに優れたオスに惹かれるようにできている。ガタイがデカイとか手がデカイというのはアピール度が高そうである。なんとなれば、見えるところがデカイということは、見えないところもデカイということであるからして云々……。鼻がデカイだけのオレなどは、メスにはなかなか見向きしてもらえない。要はモテない(爆)。
その理屈で行くと、
某怪物バンドの某フロントマン、某アサクラ氏などは、
年間60本以上のライブこなしてピンピンしているは、デカイはで、
世界中の婦女子からキャーキャー言われて然るべきなのであるが、
実態がどうであるのかホントのところを知らないので迂闊に軽々なことは言えないが、それほどでもなさそうなところが……、
人間の世界というのは摩訶不思議ではある(笑)
話が逸れたが、
闘病4日目ということは、発熱発症した日から数えて5日間、
一日も欠かしたことのないオレが、酒を一滴も飲んでおらん。
タバコも吸っていなかった。
いなかったと過去形なのは、午後、ちょっくら元気になってきたので吸ってみるかとベランダに出て「シケモク」に火を点けてみたからだが、
うまい筈の"AMERICAN SPIRIT ORGANIC"の「シケモク」、うまくなかった。
これは、「シケモク」だからうまくなかったのではなく、体調がまだタバコが吸えるところまで戻っていないからうまくなかったのだと思われる。
病気をすると、
何々が食いたいとか、酒が飲みたいとか、煙草が吸いたいとか、
そういう風に思えるのは、
体がまともに機能しているおかげだっちゅことに、今更のように気付くわけで、
この、インフルエンザウイルスのゲス野郎、
ぐずぐずしてねぇで早くオレの体内から去りやがれっつーの。