「ノー」ということ
正月気分
オイラは別に、ないっちゃないのではあるが、
初出勤。
出勤前に朝刊開く、
諸々各々、週刊誌やら企業の広告
北朝鮮はまもなく崩壊する
金王朝「滅亡」の全情報
北朝鮮が日本の原発施設を狙ったら
必ず来るM8M9大地震
その瞬間、あなたが取るべき行動を教えます
いよいよ始まった血染めの「大阪都」抗争全内幕
市長VS大阪日教組「3月府立校卒業式」への大暗闘
「橋下市長に『君が代』伴奏強制されて血管8か所ブチ切れる」
オイラは日教組じゃござんせんが、現場で何が起こっているのかは、当事者であるからよーく知っておるところでござって、馬鹿馬鹿しくも情けないことを管理強制しようとするボンクラのファシストを民意というのが支持しているというから笑止。
妄言につきあっている暇はないが、この方もまた民意とやらが支えておいでである。
先が読めない時代だからこそ、私は金を選びました。
月々3,000円から三菱の純金積立[マイ・ゴールドプラン]
運用するよな資産あるでなし、ない袖を振って運用する人がエライのか。
そんなことにアタマを使う時間がもったいないと思うよなオトコは生き残れないのか。
生命保険を使い倒す!あなたは「自分の保険」を知らない
知ってます。己の病気や死を銭カネに替える気がないから、保険ってのは胴元が儲かるようにできているから、なぁんにも入ってないことを。
明けたばかりだが、新聞にも正月の浮かれた感じあまりなく、2012年の見通しは明るくなさそうである。
そんな中、
不勉強にして、そういう人がいること知らなかったが、
イタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリさんへのインタビュー記事が、興味深かった。
国家はグローバルな市場の動きに追いつけなくなっている。
企業は労働者を把握することができなくなっている。
その一方で、金融は、労働者が生み出した富を取り込み、貨幣や証券、クレジットカードに変えてしまい、それが労働者の負担を生み出している。
後戻りはできない。
18世紀に生まれた「民主主義」のしくみは、もはや機能できなくなっている。
今の「民主主義」のやり方を根本から改革することが必要。
労働、生産、金融、そして富の再配分を、多数の人たちが参加して、共にコントロールしていくその仕組みを作っていくこと。
「新しい民主主義」は世界の生きた経験の積み重ねの中から生まれてくる。
単なる大衆や群衆ではなく、独自性を持った自立的な個人の集まりがひとつになったもの。可動性にも柔軟性にも富んだもの。
それを「マルチチュード」という。
マルチチュードの一部になるには、自身の仕事が「知」を得ることでなければならない。それがプロパガンダなら、マルチチュードとは呼べない。
なるほど。
東京にしても大阪にしても、
「プロパガンダ」を単なる大衆や群衆が後押ししてるからダメなんですな。
この国に「マルチチュード」っての、いつどこで起こるんだろな。
やっぱ、「反原発・脱原発運動」からですか。
まず、現状に対して「ノー」ということ。
「ノー」ということこそ、最初にすべき、倫理的な行動。
今年も「ノー」と言い続けましょ、オレは。
と、ゆーよーなこと考えながら職場に辿り着いたら、
ほぼ管理職しか出勤していなかった。
まだ周囲は正月気分なよーで……。