致命的やろ

今、授業で読んでる読ませてる文章、


「失敗学」たらいうの提唱したオッサンの書いたもの。


読んでいて、「なーんか気色悪ぃなぁ」と思っていた。


「人の営みにおいて失敗は必然。小さな失敗から、その原因要因を究明することで、致命的な失敗を回避し新たな創造に繋げることが肝要」


など書いておるのだが、


このオッサンが考える「致命的な失敗」とは何なのか。その線引きの基準がどうにも気になったので、ググって見たら、


やはり、


というか何というか、


バリバリの原発推進派だった……。


このオッサンによれば、福島の原発事故は「致命的」ではないらしい。


「日本人は「創造力の欠如」を非難されているが、それは学校教育が「失敗」に学ぶことを重視してこなかったからである」


というこのオッサンに、


理系の技術屋に欠けているのは「創造力」ではなく、「想像力」であるという言葉を捧げます。


てか、


こんなオッサンの書いたもの、教科書に載せるなっちゅの。


いやぁ、ノーマークだったわ、このオッサン。


己の文章読みとしての嗅覚が鈍ってないことに安堵する一方で、


こんな教科書、採用するのに荷担してしもた自身を恥じております。うにゅ〜。