唇寒し

当節は、


blogやら、Twitterやら、mixiやら、facebookやら、なにやらかにやら、
発言する場所多々あれど、


どーでもいいことはベラベラ言っても、


"2ちゃん"で、自らで責を負うつもりも覚悟もなく、匿名という隠れ蓑の中で、くだらないこと言い放つのが好きな輩は多いけれど、


本当に思っていることを、言わなきゃならんと思うことを、己の責任において、言わなきゃならん場所で言うヤツは少ない。


長いものに巻かれて生きていたいのか、なんなのか。
敵を作らず当たり障りなくやり過ごしたいからなのか、なんなのか。
友だちなくしたくないからなのか、なんなのか。


言っても詮ないことであると知りながら、
本当に言わなきゃならんヤツらは目の前にいないのだが、
おかしいこと馬鹿げたことに対しておかしい馬鹿げていると言わずにゃおれないオレ、


もう何も言うまい。突き詰めればオレの問題だし。
と、思ったが、やはりオレだけの問題ではないと思ったことを言う。


たとえ、そのことで、


長いものから毛嫌いされ、多くの敵を作って、真の意味における友だちは少なくなっても。


ほとんど誰も何も言わず、語らず。
何を考えてるのか、実は何も考えていないのか、わからない人々の群れ。


会議終われば、何もなかったかのように談笑。


前の職場に似てきたな。


オレの追われる場所、ここ以外にはもうなさそうなんだが……。