脱批評家

ライブハウスという場所に集う人々、


出演者は無論のこと、客として遊びに来る者も大抵はバンドマン。


自分じゃ音楽やってないけれど、バンド大好き音楽大好きという人は少数派。


それがいーのか悪いのか、ほぼ、バンドマンの社交場。


だもんで、


繰り広げられてる演奏聴いてる側に立つと、いきおい、


「このバンドはないよな」とか、「ボーカルに華がないよな」とか、「リズム隊、カッチリしてますな」とか、「おもしろいギター弾くね」などようの、


批評家のようなスタンスで鑑賞してしまいがち。


なんだけど、


客として行く場合は、どーせ金払って遊びに来てんだし、批評家的な見方かなぐり捨てて、出てくる音に身を任せてなぁんにも考えないで、ふわふわ楽しんだ方がいーんでないだろか?


と、最近思うようになっている。


腕組みしたバンドマンたちに、一挙手一頭足見逃すまいと眉間に皺寄せてステージ睨み付けられたら、


やってる方もつらいわよん。


てか、



ウチのユニットが、


息を殺して"ガン見"されるような雰囲気漂わせてるのかも知れんのですが(爆)。


というよーなこと実践しようと、今夜もまたライブハウスに繰り出そうと思ったのだが、


ライブ明けの仕事、昼の部はまだゆるゆるしていたが、
夕刻からのサービス残業出張、駅から現地まで、傾いている癖に強い日差しに真っ向照りつけられて、会談相談にも予想以上の時間かかって、思いの外、体に堪えた。


おとなしく帰宅後、ビール2本であえなく沈没……。