伝えないという虚偽

威張りくさった復興相、自分のケツも拭かないで早々に撤退しちまったが、


この復興相、問題の会見の中で、


「最後の言葉はオフレコです。いいですかみなさん。書いたら、もうその社は終わりだから」と、ほざきこいた。


東北放送(TBC)など、当事者として怒りに燃えた数社が報道したから問題になったが、


大手メディアは報道しなかった。しなかったんだぜ。
問題が大きくなってから、追随して報道した。


わかっていることを伝えないことは、嘘をついているのと同じ。


伝えられたことに嘘はなくとも、伝えられないことがあることによって、真実は覆い隠される。


メディアというのは昔も今も、伝えないことで真実を隠蔽し操作している。


状況が更に悪化してくると、


伝えることの中にも虚偽が含まれるようになってくることは、歴史が語っている。


原発事故以降、


既存メディアは、その情報を流すにあたって、


知り得たことの中で伝えることを、その時々の都合によって取捨選択している。


ほとんど何も好転していない福島原発の現状をどこがどれだけ伝えているか?


復興相のくだらない脅しの前に、それを率先して報道しなかったメディアに、多くを期待することはできない。


誰がどこで本当のことを行っているのか伝えているのか、


それを見極める力が必要なんだけど、


本当のこと言ってる人が、どこにいるのかわかんねーよ、このやろー!


という状況は、かなり危なっかしいと思う。


18時半過ぎまで会議終わらず、ヘロヘロになって帰宅するや否や、飯食う間もなく即スタジオ。


という状況も、かなり危なっかしいというか、大変だと思う。


が、そのへんのバカ大臣や腰砕けのメディアよりは、


素敵だと思うぞ、我ながら。 けっ!