五月病って何?

連休なんぞカンケーねーっす。


という方々には、誠に申し訳ないのではありますが、


連休の狭間に、


ポツ


ポツ


と、仕事があるのは、とーっても、


鬱陶しい。


やる気が出ないこと夥しいのだが、そこはそれ、


オレも長年この道のプロとして飯を食っているわけであるので、


ひとたび教壇などいうところに立てば、


やる気のないことなどおくびにも出さず、元気溌剌オロナミンCなのだが、


アンチ・ジャイアンツのオレ様は、オロナミンCごときでは真の意味における元気にはなり申さず、


五月病ってのは、ひとえにカレンダーの成せる業であるなと、ひとりごちていると、


宮城県教育委員会から、被災地への教員派遣の募集要項が、我が勤務地を所轄する委員会経由で回ってきており、


場合によっては、宮城県で永住していたかも知れないアタクシ、


幾ばくかの興味関心抱いて要項に目を走らせていると、


その姿、横から見ていた管理職が、


「行かれると困るなぁ……」と言う。


これに名乗り上げれば、今のオレができるイチバンの社会貢献なのかもしれんとは思うが、


社会に貢献するそのためだけに生きているわけでなし、


係累あって、ささやかながら培ってきた音楽の場もあるわけで、


行きません。てか、行けません。


ただ、「仕事」というその一点だけで言うならば、


今、ここにいるよりも行く意味も価値もあるのかも知れませず。


もそっとオレのやる気に応えてくれる仕事はないものか。


でも、そういう職場に替わると、音楽もできんという状況があるのわかっているだけに、


悩ましい。


オレは五月病じゃなくて、年中病であるというお話。


とっぴんぱらりのぷ。