年始参り

虚礼廃止、賀状送るのもやめにしましょうやというご時世、


仕事柄、歳暮や年始参りなんてーのはしたことがない。


のだが、ある時、


同僚の中に、管理職への歳暮はもちろん、いそいそとご自宅に年始参りしている人がいること聞いて驚いた。
いそいそ出かけたら、管理職の自宅で別の同僚と鉢合わせして互いに赤面した。
なーんてオチもついていた。
ふ〜ん、マメなのな。と、呆れつつ、ある意味感心した。
そのお話の両名はそれぞれ、管理職になったり、委員会に上がって仕事したりしている。


オレは、未だに現場でわたわたしている。
ま、須く世の中そーゆーもんです。


が、考えてみれば、


正月からウチにやって来た人々、「年始参り」のよーなものかも知れん。


今年もよろしくにゃ〜!と、乾杯、バカ話。


「年始参り」というのは、
<家族団らんで過ごす元旦は避け、暮れのうちに先方の都合を聞いておきましょう>
<伺う時間は昼間のうち。食事時は避けて玄関先で失礼します>
<親しい間柄でも長居は無用です>
<お年始にはお年賀を持参します。歳暮を贈っている場合はタオルや菓子折などの簡単なものを、歳暮を送っていない場合は歳暮と同じくらいの金額の品物を選びます>
<年始客を迎える側は親しい間柄なら部屋に通してあいさつをします>
<屠蘇をすすめて新年を祝うのが習わしですが飲めない人には桜湯や昆布茶、紅白の和菓子などをすすめます。また紅茶やコーヒーとケーキなどでもよいでしょう>


なのだそーだが、我が家の客人は、


元旦の夜に現れ、親しい間柄なのでリビングに寝そべり転がり、サラダやら椎茸バターやらソーセージやらすすめると、ビールの空き缶ごろごろ作って、焼酎も飲んじゃって、二日の朝を迎えた。


違うようで、同じようなもんだ。年賀も頂戴したりしましたし。はは。


で、昨日の来客は上品だったが、今日は今日とて小鳥が来訪。出だしオーウラも顔出し。


違うようで、同じようなもんだ。 はは、おもろ。