ロックでブルーズをロールしました

例えば、

吾輩は、小学校の音楽の時間の「合奏」やら「合唱」なんてーのを、「面白い」など思ったことついぞなかったガキだったわけで、むしろ、「つまんねーなー」と思ってたわけで、恐らく、今同じことやらされても「面白い」とは思わないわけで、


そーゆーココロを見透かされたのか、


音楽への理解や歌心なんてぇの皆無だったと断言できる担任教師は、ペーパーテストは100点を取るのが当たり前、神童天才と謳われて全科目オール5とかオールAだった吾輩に(自慢ですよここ)、「音楽」の項目の幾つかには必ず、4とかBとかつけてたの思い出すわけだが、


以降の吾輩は、60点取るのが精一杯の、「音楽」と「体育」と「国語」だけが成績優良な、進学校の落ちこぼれに成り下がったわけで、


学校教育というものの無力をそれはハッキリと物語っておりますが、


落ちこぼれは、オトナになっても「音楽」を忘れず、
日々、「合奏」やら「合唱」に明け暮れておって、今日は祇園ドンジャラホイでございました。


日曜の祇園は、アンビリーバボーな人だかり。八坂神社にうじゃうじゃ〜っと出入りする人の数見てクラクラし、安い駐車場いずこも満車で往生し、


そんな夜のライブは、過去最高にアウェーなメンツ(爆)。


ピアノ伴奏に歌のお姉さん。笑顔優しくさわやかな弾き語りのお兄さんfrom湘南。微妙にキチュウくんが入っていたのがご愛敬。
その真ん中に挟まれた"Extra Light"。


パッと見オシャレでも、サウンドはearthyですのよ、モンビジは。


いやはや、


トリのお兄さんお目当ての、酩酊しながら「ウラ〜ッ!」とか「イエ〜ッ!」とか「アホ〜!」とかは決して言わなさそうな、大人しやかで喫煙率極めて低い女性客が見つめる中、「音楽」つながりの交友関係広がって、仲良きことは素晴らしき哉。来てくれたふたりの仲間のおかげで無事、ロックでブルーズをロールいたちまちた。


トリの弾き語りのお兄さんの歌と演奏、目を潤ませながら聴いていた婦女子いて、凄いと言いましょうか羨ましいと言いましょうか。


時代は「ラブソング」なのね?
ちゅーか、昔から「流行り歌」はラブソングでしたが。


モンビジも、ロックでブルーズをロールしたラブソングやりますか?
オレも、オレの歌で婦女子泣かせてみたいっす。


婦女子泣かない代わりに、みっちゃんのアコーディオンがむせび泣いたからいーけどにゃ〜。ふっ……。


にしても、


人生ここに至って、こうゆう楽しい人々と「音楽」介してつながることになろうとは、ちょっと前までは夢にも思ってなかったわけで、


「音楽」は世界は救えんかも知らんが、人と人を結びます。はい。


昨日、言おうと思ったのに言い忘れたMC。


海の向こうにドンパチやってるバカいるが、銃を持つならギターを持て!
いや、別にギターじゃなくて、ウクレレでもハモニカでもリコーダーでも何でもいーんだけど。ウッドベースはデカイのであまりオススメしません……。


にょ〜ん。