よのなかばかなのよ

昨夜眺めていたテレビの中、


スポーツバーで、WCサッカーのジャパンブルーを応援するよろしく、
バーに集って、村上春樹氏がノーベル賞受賞する瞬間を待ちわびる男女。
こいつらは、春樹文学の何に共感して愛読者なのか?
あまりの気色悪さに、開いた口が塞がらない。



しばらくぶりに現れた、春に卒業した女生徒、


まったくガッコに現れず、1年半棒に振っている弟の付き添い。
1年半前に交通事故で母を亡くし、親類縁者による残った家を巡る確執、姉弟の押し付け合いの諸々あった後、母の内縁の夫と共に住まう。
3人にひとりしか3年間で卒業できなかった学年にあって、無事卒業した姉。
就職できた介護関係の仕事、3ヶ月で辞め、十代にして現在妊娠6ヶ月で無職。
腹の中の子の仕掛け人とはすでに離別。
「しょーもないヤツやってん」と言う、その「しょーもない男」の子を産むのだという。「シングルマザーやねん」。
「どーやって育てんの?」の問いに、「スナックで働く。家から近いし」。
在学中、毎月数万円の携帯電話使用料の支払いに追われていた彼女、どーやって手に入れたのか、車転がして来校。
欲しいモノは、職がなくても、金がなくても手に入れる……。


モノはまだ良いとして、責任の持てぬ命を手に入れようとするのは止めにして欲しい。


リアリティーがなさ過ぎて、春樹氏も書かないような「負のスパイラル」。


話聞きながら、
彼女が在学中、何を教えることも叶わなかったこと思い知らされ激しく脱力。


What a stupid world....