NUDITY

年度末、職場のロッカー、整理&整頓していた同僚(女性)が、


宮澤正明菅野美穂を撮った写真集『NUDITY』発掘して、


「誰の?すてます!」と、ヒステリックな感じに告知しつつ、皆の目に触れるところに置いていた。


この写真集、ネットで拾った(ばらまいてるヤツおりますから)の見て、アイドル・グラビア写真集とは一線を画するの知っていたから、「捨てるなら頂きます」と頂戴してきた。


ページ繰りながら、じっくり眺めたのだが、


改めて、


切なくて脆くて痛々しくて儚い、それその時しかない少女からオトナへの瞬間がビビッドに捉えられている、いい写真集だと思いますぜ。


NUDE=エロ本=セクハラor汚らわしい!


と、即断即決する人もいるんでしょーな。と、意外を超えて驚き。


オレ、前任校で、Edward Westonもとより、Diane ArbusやRobert MapplethorpeやJoel-Peter Witkinの写真集並べて「表現」の授業やってたことあるんだが、篠山紀信宮沢りえ『Santa Fe』や、樋口可南子『Water Fruit 不測の事態』を教材にしていたら、断罪されていたのかしらん?いたんだろーな。くわばらくわばら。