紙一重

懐かしい人、職場に現れ元気そう。「ステージⅣ」からの復活。本人曰く「不死鳥」。
「死神」に嫌われたようで幸いなり。


あー、良かった良かった。と、自転車の帰り道。


車道を横切るニャンコ、あわやの所でクルマ急停止。


あー、良かった良かった。と、雨の上がりかけた歩道、


広くない歩道のど真ん中、のろのろ走るオヤジの自転車追い抜こうと、車道に進路変更したところに段差。久々に転んだ。というか、飛んだ。
車道に飛び出て一回転。アタマかばって我ながら見事な受け身。


左の掌、路面にしたたか叩きつけたのと、左の膝こすっただけでセーフ。
後続のクルマ来てたらやばかったな。おぞぞ。


起き上がって全身チェックするオレに、のろのろオヤジ、「だいじょぶかぁ〜」と声掛けてきた。そもそもこのオヤジがのろくさ走ってなかったらオレは転ばなかったわけなのだが、オヤジはそんなこと知らないわけで、「あ〜、だいじょぶっす。どーもどーも」と呆けた返事。


アベフトシは、こんな感じで逝っちゃったのかも知れぬ。


彼岸の入口っての、思わぬ所にありますからな。気ぃつけにゃ……。