ロックの日

今日は、定時で上がりますぜ。
と、言い切って定時で上がり。ど〜も〜、ごめんなさいよ〜。


と、地下鉄に乗り込んだら、
とある駅から乗ってきた奇天烈な人物ひとり。


低学年女子小学生が着用するよな、背中で「ペケ」の字になるサスペンダーつきの紺色スカート、超が4つか5つぐらいつきそうなミニで生足。
上は真白な長袖ブラウスに、ストライプの入った赤い蝶ネクタイ。
足元、白いスニーカーに、ルーズソックス。
右手にキルティングの、子供がソロバンでも突っ込んでそうな、手提げを2つぶら下げて、
左手にペーパーバッグ持って読むその人は、


どこをどー見ても、初老に近い白人男性、化粧っけなし。しっかし、髪はロングのプラチナブロンド。


同乗してきた女子小学生3人がチラ見するけど、意に介さず、威風堂々。
気になるオレは、チラチラ見。見れば見るほど、奇妙奇天烈。


なのですが、


気付かぬはずはない他の乗客、
見て見ぬ振りを決め込んでるのかと思ったのだが、どーやら、さにあらず、
マジ見は言うに及ばず、チラ見する者すら皆無。


まるで、オレだけが驚き桃の木で興味津々たる風情。オレは今、他の人には見えないものを見ているのか?と思ったくらい。


ひょっとすると、他の乗客にとってこのオトコ、始終出没するゆえ、見飽きているのかも知れぬ。
とも思ったが、どーやらそーではないようにも思われ、


実は、この車両に乗り合わせた人々、本気で、周囲に対する観察も興味もないまま生きてるんじゃないだろか?
と、このオトコ以上に他の乗客も気味悪くなってきたら、オトコは天王寺で下車した。
読んでいたペーパーバッグが何だったのか知りたかったが、結局わかんなかったのが悔やまれる。


そんなこんなで辿り着いたは、隠れ家兼秘密基地のpara-dice。
知己のバンド含めた諸兄が、やらかしてくれました。


今日は、シックスナインの日じゃ!と、喚いたのはオレです。ご容赦あられかし。


でも、楽しかったからいーじゃん。な、な、な。